サッカー青年Y君~その2~

幸せモード全開でY君からの電話に出た私、しばらくは楽しくお話していた。
話も尽きてきた頃、「そういえばさぁ、」とY君が切り出した。

「なに~?」と返事する私。
「俺、同じ大学に好きな子がいるんだよね~」と、何でもないことのように話すY君。
おい、ちょっと待て。私じゃないんかい!!!
衝撃すぎて思考が止まる。
え?え?今までの電話やデートは何だったの?
だいぶラブラブな感じ出してきてたよね?
こいつの頭の中が分からない。

かろうじて出た言葉は、最近好きになったの?だった。
100歩譲ってつい最近ならまだ話は分かる。
だけどY君の返事は「いや、1年前から」
、、、何でやねん!!!

「それでちょっと相談したくてさ~」
何と恋愛相談まで始めやがった。
無理。もうずっと白目むいてる。

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